雨の中、焼いもなどを食べて身体を温める来場者たち
市内上粕屋の雨岳文庫（山口家住宅）で11月８日、大地の恵みを味わい楽しむ「収穫祭」が開催された。公益財団法人・雨岳文庫の主催。
当日は雨の中、家族連れなどおよそ１００人が来場。いも掘りや大鍋を使った落花生煎りのほか、伊勢原グリーンインストラクターによる自然工作教室、子ども科学館職員によるシャボン玉実験、ミツバチの採蜜など多彩な企画が行われた。
会場では、焼いもやとれたて野菜を使った豚汁が来場者に振る舞われ、旬の味覚をほお張る子どもたちの姿が多く見られた。平塚市から家族で訪れた奥平修二さん（41歳）は「子どもたちが自然に親しむ貴重な機会。毎年楽しみにしています」と話していた。
雨岳文庫は11月１日、公益財団法人に認定された。山口家の主、山口匡一さん（80歳）は「雨岳文庫がこれからも公共のお役に立てればうれしいですね」と話している。
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