部員たちと並ぶメヘルさん（中央）
12月20日から22日、青い瞳の”ＹＡＷＡＲＡ”が伊志田高校柔道部（多田功顧問）にやって来た。デンマーク人のメヘルサデクさん（15歳）その人だ。
メヘルさんは、日本に短期留学中の兄・ユセフさん（22歳）に会うため同12日に来日。ユセフさんの通う東海大学と伊志田高校の間で交流が盛んに行われていることが縁となり、同校への出稽古が実現した。
22日、武道場では部員にまじって練習に参加するメヘルさんの姿があった。柔道歴３年というメヘルさんは、年上の部員たちと激しくえりをつかみ合い、技を仕掛けていた。
練習の合間には部員たちとコミュニケーションをとり、礼儀作法やあいさつなどを学んでいたメヘルさん。そんな姿に柔道部の多田顧問は「彼にとって日本の柔道、文化を知る良い機会になったと思うし、部員たちにとっても学びがあったのでは」と話した。
１月中に帰国予定のメヘルさんは「柔道部に参加をして日本の規律に感銘を受けました。日本の高校に進学できるよう、これからも努力をしたいです」と今後の抱負を語った。
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