伊勢原中学校(長塚繁昭校長)で2月19日、保健体育の一環として、市スポーツ推進委員協議会(佐藤惠子会長)による「伊勢原おどり」の指導が行われた。
伊勢原おどりは、1971年の市制施行を記念して制作されたもの。「大山」をはじめ、「日向薬師」や「梨」など、市内の名所や特産品が歌詞に入り、「自然に恵まれ・住みよい伊勢原として大きく育っていこう」との思いが込められている。道灌まつりの「観光総おどり」で使用されるほか、地域の盆踊りなどでも使われるが、地域差があり、若い世代では知らない人も増えてきているという。
同校では、地域の伝統を知り伊勢原に愛着を持ってほしいとの思いから、推進委員会に1年生を対象に2日間の授業を依頼した。
各クラス1時間で行われた授業も今回が最終回。最初に一通りの動きを覚えた生徒たちは、音楽に合わせて円になり、スポーツ推進委員の動きに合わせて伊勢原おどりを楽しんだ。「難しそうだけど簡単だった。覚えたら兄弟にも教えたい」と井上優さん、「初めて踊ったが、分かりやすくて良い経験になった」と野口広翔さんは話す。
授業を終え、推進委員会では「道灌まつりの観光総おどりでぜひ一緒に踊ってほしい」と生徒たちに呼びかけた。
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