11月には7年の歳月をかけた平成の大修理を終え、落慶式が行われる「宝城坊・日向薬師(内藤京介住職)」。10月22日には、完成前最後となる見学会が開催された。
当日は完成前のその姿を一目見ようと市民ら244人が参加。きれいに揃った茅葺き屋根の本堂内を熱心に見学し、待機する伊勢原歴史アドバイザーからも話を聞いていた。また本堂入口にはこれまでの経過を記したパネルも展示された。数年前に伊勢原に越してきたという渡辺さんは夫婦で参加。「全部完成したらもう一度見に来ます」と話す。
また地元日向から参加したという女性グループは、「子どもの頃の遊び場のひとつで、昔を思い出します。名刹の持続は大変なこと、新しくなることは感慨深い。これからも末永く残ってほしい」と話した。
市文化財課によると見学会はこれまでに12回開催。延べで2000人以上が参加したという。
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