イラストで分かりやすい地図
伊勢原駅周辺の街歩きマップ『てくてく いせはらの地図』がこのほど完成。市内各所で配布されている。
この地図は、伊勢原市商店会連合会（山田晶久会長）を中心とした市商業のまちづくり協議会のプロジェクト部会が、市や観光協会などと協力して、大山などへの観光客に伊勢原の街中をもっと利用してもらいたいと制作したもの。
完成したＡ３サイズの地図には、伊勢原駅周辺の飲食店などを中心に32店舗を掲載。説明文だけでなく、近年増えてきた外国人観光客などにも視覚で分かるように、各店舗に合わせたイラストを付けるなどの工夫がされている。
先月初旬に開催された日本遺産認定記念イベント「いせはら夕市」・「樂市楽座」では、地図を使ったスタンプラリーも行われ、利用者からも分かりやすいと好評だったという。
地図を制作した伊勢原市商業のまちづくり協議会は、市第２次商業振興計画に基づいて、２０１４年に発足。３部会に分かれて商業振興の活動を行っている。プロジェクト部会では、商連かながわなどと協力して県内外からの商店街ツアーなどを企画。その中で利用者の声を聞き、地図制作することになった。
同部会の熊沢学部会長は「懐かしい街並みが残っている伊勢原。大山帰りはもちろん、多くの人にぜひ伊勢原を利用してもらいたい」と話した。
制作された地図は８千部。伊勢原駅にある観光案内所をはじめ、市内ホテルなどで配布されている。
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