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年間7千件以上の検査を行う内視鏡センター 医療レポート 胃・大腸がん 早期発見のすすめ 取材協力/伊勢原協同病院
日本人の死亡原因1位となる『がん(悪性新生物)』。部位別(男女計)で「大腸がん」は2位、「胃がん」が3位となり、注意すべき病気のひとつ。
地域に根差した医療提供に取り組む伊勢原協同病院(井上元保病院長)の内視鏡センターでは、胃・大腸合わせて年間7000件以上の内視鏡検査を行っている。同院副院長で日本消化器内視鏡学会指導医でもある大野隆医師に話を聞いた。
「胃がん・大腸がんの早期発見に内視鏡検査は極めて有効な手段のひとつ。早く探して早く治療することができれば死に至ることを防ぐことができます」と大野副院長。また、一般的に「つらい」や「痛い」というマイナスイメージが定着している内視鏡検査だが、「一昔前に比べて大きく変わってきている」という。
同院では、条件を満たせば苦痛を和らげるように鎮静剤を用いた検査、鼻から細い内視鏡を入れる検査などを実施。「楽にできるようになり、個人差はあるが、もう終わったの?早く受ければよかったという方もいます」と話す。また同院では平日仕事の方が受けやすいように、土曜日にも検査を実施。処置にもよるが胃・大腸の検査を合わせて1時間ほどだという。
「まずは市や会社などで行われる健康診断を受けることが大切です。しかし健康診断で『要精検』などの結果が出ても検査を受けない方が多くいます。辛いイメージがありますが、不安を抱えずに検査を受けることをおすすめしています」と話す。
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