第41回伊勢原市商工会総代会におきまして、１４０年の歴史ある伊勢原市商工会の会長に就任いたしました高橋宏昌です。
商工会は、個別的には「経営改革」、団体的には「地域振興」を推進する組織です。皆さまは、お財布の中に福沢諭吉はお持ちですね？『天は人の上に人を造らず…』という彼の思想が封建モラルを覆し、経済の重要性を説き、文明開化を推し進めました。また彼は『利を争うは理を争う事なり』という理念も述べています。これは、皆が頑張って自分の事業を発展させ、その力を社会のために尽くすことこそ経済の本当の道である、という意味です。
こうした基本理念の基に伊勢原市商工会では新体制がスタート。その運営方針を「確かな継承」と「穏やかな変革」と定めました。この理念に則り、東井前会長や諸先輩が「培ってきたもの」を更に太くし、そして皆様の期待に応える「新たなサービスの提供」に努めていきます。
また危機にある地方経済を「変革の力」を駆使して活路を見出し、前進して行きます。そして「社会・経済変化への対応力」を強化しながら、「組織・財政の適正化」に取り組み、「持続可能な商工会」を目指します。
むかし「貴方に会えて良かった 貴方には希望のにおいがする…」という唄がありました。市民の皆さん！経済を通じ私たち商工会と一緒に「我が街・伊勢原」に希望の匂いを充満させませんか。
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