市内三ノ宮の能満寺(松本隆行住職)で建て替え工事が行われていた本堂がこのほど完成した。
200年ぶりに新築が行われた同寺の本堂。以前の本堂は江戸時代に火事で焼失後、明治期になり大山の喜楽坊が移築され本堂に改修されたものだった。
雨漏りなど老朽化が進んだことから4年前に建て替えを決定。檀信徒から寄付を募り、思いを一つに建て替え事業を進めてきた。施工は飛鳥時代の西暦578年創業という「世界最古の企業」として知られる(株)金剛組。国重要文化財なども数多く手掛ける社寺建築のトップクラスの企業で、同寺の工事にも卓越した技術が随所に施された。
てりむくりの屋根
新本堂の屋根は4方向に傾斜する寄棟造を採用。さらに反りと膨らみを併せ持つ茅葺屋根を模した「てりむくり」を銅板で施した。松本住職は「檀信徒の皆様や施工業者さんなど多くの方々のご協力ですばらしい本堂が完成した。今後もさらに多くの方にお寺を使っていただけたら」と話した。
本堂の落慶式は5月27日(月)に執り行う。前日の26日(日)は先代住職の命日にあたり、前夜祭として稚児行列をはじめ、浪曲や津軽三味線なども披露される。
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