伊勢原警察署(小林千秋署長)によるテロ対策訓練が7月19日、大山ケーブル駅付近で行われた。
これは、ラグビーワールドカップや2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピックなどの国際大会の開催に向け、伊勢原署管内でもテロが発生することを想定し、大山観光電鉄(株)など、関係機関の協力のもと行われたもの。
同署のほか、伊勢原市消防本部や市消防団、県警第二機動隊など関係機関が連携強化を図るねらいもある。
この日の訓練は、大山ケーブル沿線で爆発物テロが発生した想定で実施。通報による事案の認知から、犯人の制圧、爆発物処理までを実戦形式で行った。
まず、不審者が発火物をケーブルカーに投げ込んだことでケーブルカーが急停車。市消防や消防団がけが人の救助や消火活動を実施。刃物を振りかざす不審者を警察官が検挙する訓練が実施された。その後爆発物処理隊が爆発物の処理を行った。訓練を終えた後、あいさつに立った小林署長は「今後、テロは県内のどこで起きても不思議ではなくなる。関係機関と訓練を重ね、万全を尽くし、県民の安全安心に努めていきたい」と話した。
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