伊勢原市のシティプロモーション公認サポーターの１人として、いせはら大好きっ子「登山口かおり」の活動名で、毎週日曜日を中心に大山で行動する本名・矢埜健太さん（37・沼目在住）。登山の初心者に声をかけ、登り方をアドバイスしたり、ケーブルカーの運行状況を登山客に伝えるなど、個人で活動を続けている。
大山の魅力を「都心から近く、伊勢原駅からのアクセスも良い。こま参道やケーブルカーがあって、観光地としても楽しめるところ」と話す。「少しでも大山を楽しく登ってもらいたい。また登りたいと思ってもらえるようになれば」という思いが活動の原動力だ。大晦日には、初日の出を見に来たハイカーにＬＥＤライトを無償で配ったり、地元の依頼で老朽化した案内板を交換するなどの活動も精力的に行う。
登山者の交流サイト「ＹＡＭＡＰ」で、日記を投稿。自身が週末に登る山の情報以外に、市内のイベント情報なども発信している。平日は都内まで、片道約２時間かけて通うサラリーマン。「自分ができることを、できる範囲で長く続けていければ」
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