祝賀会であいさつする東井氏
令和初の春の叙勲で、旭日単光章を受章した東井克夫さん（84）の受章祝賀会が８月25日、フォーラム２４６で開催された。
この日は東井さんの受章を祝おうと、高山松太郎伊勢原市長をはじめ、会の発起人である高橋宏昌伊勢原商工会会長ら約１００人が出席。花束贈呈の後、あいさつに立った東井さんは「皆さまの長年にわたる心温かいご指導、ご支援の賜物。深く感謝申し上げます」と謝辞を述べていた。
東井さんは、伊勢原市商工会の副会長を経て、２０１２年に第11代会長に就任。以来、昨年まで６年にわたって商工会長を務めあげた。その間、「いせはら経済サミット」の開催や、「創業塾」の立ち上げなど、市内商工業の振興に尽力。功績が評価され、今回の受章に至った。
30歳で伊勢原へ
１９３５（昭和10）年、石川県の穴水町に生まれる。大学卒業後バネの製造会社に勤務。30歳の時、勤めていた会社の転勤で伊勢原へ。その後49歳で独立し、千代田工業（株）を設立。現在は会長として２代目を支えている。
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