「オレオレ詐欺」などの特殊詐欺を抑止しようと、伊勢原市内を営業区域とするタクシー事業者と伊勢原警察署(小林千秋署長)が、情報提供に関する協定を10月18日に締結した。
この協定は、タクシー乗務員が特殊詐欺の被疑者や被害者と思われる人を乗せた際、警察に早期通報することで、「安全・安心のまちづくり」につなげようというもの。特殊詐欺の犯行グループが、高齢者宅などに現金を受け取りに行く際、タクシーを利用する機会が多いことから、タクシー事業者らと協定を結んだ。
伊勢原署で同日行われた締結式には、株式会社愛鶴(秦野市名古木)の津山義明取締役運輸部長、神奈中タクシー株式会社伊勢原第一営業所(白根)の落合光雄所長、同社伊勢原第二営業所(上粕屋)の永井正信所長、小林署長らが出席し、協定書にサインした。
また、小林署長から「振り込め詐欺犯人逮捕のための通報依頼書」が、手渡されたほか、「オレオレ詐欺撲滅!!受け子・出し子は通報します!」と書かれたステッカーがタクシー運転手らに配られた。
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