酒解(さかとけ)の神を称えて、水の恵みに感謝するとともに、新酒の醸造安全や酒類関係者の商売繁盛を祈願する酒祭が11月5日、三之宮比々多神社(永井武義宮司)で行われた。
この日は市内外の蔵元や卸業者、酒販店など約30人が参加。栗原地区にある三段の滝で永井宮司による祝詞が奏上された後、参列者たちが滝の水をくむ「お水とり神事」が行われた。
「ご神水」はその後、神社に古くから伝わる社宝「鶉甕(うずらみか)(県重要文化財・須恵器のかめ)」に捧げられ、新酒の安全と商売繁盛などを祈った。永井宮司は「無事に神事を終え、安堵と平安の気持ちです」と話した。
伊勢原版のローカルニュース最新6件
|
<PR>