日産テクニカルセンター(NTC)内で11月23日、伊勢原市消防本部の隊員が、実際の自動車を使った災害時の救命訓練を行った=写真。
この訓練のため同署は、NTCに自動車の提供を依頼。NTCは、地域の災害対策に役立つならと訓練の実施が決まった。
この日は朝からの小雨が降る中、11人の隊員が訓練に参加。2台の自動車を使い、交通事故で車内に閉じ込められた人を、ガラスやドアを壊して救出する訓練などが行われた。市消防本部の担当者は「新東名の開通に伴い、高速道路の事故にも対応する必要が出てくる。普段から訓練は行っているが、本物の車を使った訓練はなかなかできないので、こういう機会を頂きありがたい」と話した。またNTCの担当者は「訓練は、当社の地域貢献の一環で協力したもの。今後もさまざまな形で地域に貢献していけたら」と話した。
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