酒解(さかとけ)の神を称えて、水の恵みに感謝するとともに、新酒の醸造安全や酒類関係者の商売繁盛を祈願する酒祭が11月11日、三之宮比々多神社(永井武義宮司)で行われた。
この日は蔵元や卸業者、酒販店、神社総代など30人ほどが参加。栗原地区にある三段の滝の脇に鎮座する水神さまにお供えをして永井宮司が祝詞を奏上。その後参列者たちが湧き出る滝の清水を桶にくむ「お水取り神事」が行われた。
お水取りでくまれたご神水は、その後神社に戻り古くから伝わる社宝「鶉甕(うずらみか)(県重要文化財の須恵器のかめ)」に捧げられ、新酒の安全と商売繁盛などを祈った。
永井宮司は「水は自然のもの。お酒の醸造安全はもちろん、水害などの自然災害が起きないよう祝詞を奏上しました」と話した。
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