地域の物産品からヒット商品を育てる企画「にっぽんの宝物プロジェクト」の地方大会「圏央道の宝物グランプリ」(平塚信用金庫など圏央道沿いの5つの信金らが主催)が12月3日に東京都内で開催された。伊勢原市から出場した株式会社めぐり(石田牧場グループ・石田陽一代表取締役CEO)が準グランプリを獲得。来年3月に開催される全国大会への出場を決めた。
同社は、株式会社秩父ファーマーズファクトリーとエストニア出身のチーズ職人、シーム・ライネル氏とコラボしたワインチーズ「ライネルワインチーズ〜石田牧場生乳と秩父兎田ワイナリー」を開発し出品した。
石田さんは、グランプリを前に開かれた「圏央道の宝物セミナー」で秩父ファーマーズファクトリーの深田直哉さんと出会って意気投合。親交のあったライネルさんの協力を得てワインに漬けたチーズの開発に着手した。石田さんは「石田牧場の生乳のおいしさが認められてうれしい。支えてくれた方々に感謝したい」と話す。
全国大会に向け熟成期間を十分にとるため、すでに仕込みに動いている石田さんら。「牛乳には人と人を繋げより美味しい可能性を引き出す力がある。全国大会では神奈川の酪農の無限の可能性を伝えたい」と意気込みを語った。
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