祝詞を奏上する神職
三之宮比々多神社（永井武義宮司）で３月17日、人形感謝祭が行われた。これは、子どもの成長の願いを託した人形に感謝し、その魂を払うもので、毎年３月の同日に行われている。
神社の境内に設けられたテントには、家庭で飾らなくなったひな人形や五月人形などが所狭しと納められていた。
午後３時に神事が始まり、神職による祝詞の奏上などが行われた後、御霊を写した紙「ひとがた」とともに納められた人形たちが焚きあげられていった。
息子の五月人形と娘のひな人形を納め、秦野市内から訪れたという80代の男性は「子どもが成長して飾らなくなった。いろいろな思い出がつまっているが供養できて良かった」と話していた。
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