県大会を制し、笑顔の選手ら＝5月16日、玉川野球場（同チーム提供写真）
高松宮賜杯第65回全日本軟式野球大会（２部）神奈川県予選が、５月15日と16日に厚木市の玉川野球場で行われ、伊勢原代表の「Ｎｉｎｅｔｙ ｎｉｎｅ，ｓ」が優勝。６月に行われる関東大会の切符を手中にした。
同チームは、伊勢原市野球協会のＢクラスに所属。３月に行われた県北ブロック予選で優勝し、県大会に出場。各ブロックを勝ち上がった県内８チームで行われた県大会では、トーナメント戦で横浜、海老名、川崎市の代表チームをそれぞれ下し、初優勝を飾った。
同チームの副部長、佐塚太一さん（22・東大竹）は、「県大会１勝が目標だったので、まさか優勝できるとは。正直にうれしいです」と話す。また、県大会で優秀選手賞に選ばれた佐藤壱晟さん（21・三ノ宮）は、「投打ともに調子が良かった。関東でも活躍できるように頑張りたい」と意気込みを語る。
監督兼チーム代表の今野優一さん（22・白根）は、「フルメンバーではなかったが、各選手が与えられた役割を果たしてくれた」と振り返り、「伊勢原、神奈川の代表として、各チームの思いも背負って、関東では自部たちの野球ができれば。勝って全国をめざします」と話した。
関東大会は６月26日（土）に千葉県で開催され、同チームは茨城県代表と対戦する。
同年代チーム
伊勢原市出身の１９９９年度生まれの選手らで、３年前にチームを結成。少年野球でライバルチームだった選手らが、高校を卒業してから再会した。選手19人、マネージャー４人。チームのモットーは「楽しくなければ野球じゃない」
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