市成年後見・権利擁護推進センターが11月15日、伊勢原シティプラザで成年後見制度に関する講演と市民後見人の人材育成課程説明会を行った。
成年後見制度は、認知症や知的・精神の障がいなどにより判断能力が十分ではない人の権利と財産を守り、本人の意思を尊重した生活が送れるよう支援する制度。また市民後見人は指定の養成課程を受講した上で、家庭裁判所から選任された一般市民。対象の人と同じ地域の住人として後見活動を行う。
センターは市の委託事業として、養成事業を来年1月から実施する予定で、養成事業はこれまでに2回実施され、6人が活動している。
この日の講演会には40人ほどが参加。弁護士の内嶋順一氏が講師を務め、「成年後見制度と市民後見人への期待」をテーマに講演。成年後見制度の仕組みや後見人の役割などを実例を挙げてわかりやすく解説した。
また講演会の後は、実際に市民後見人として活動する、米川聡彦氏と内嶋弁護士とのトークセッションが行われた。
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