伊勢原警察署(小下光一署長)が11月15日、市内鈴川の神奈川中央交通西株式会社伊勢原営業所などで合同テロ対策訓練を行った。
この訓練は2023年に開催されるG7広島サミットおよび関係閣僚会合を見据え、テロなどに適切に対処するため、官民一体となった対処能力の向上や連携強化などが目的。
この日は伊勢原警察署、航空隊、第一機動隊、自動車警ら隊、通信指令課などのほか、同社伊勢原営業所、伊勢原消防署から約50人が訓練に参加。サミットに反対する者が銃を保持し、伊勢原市総合運動公園においてバスジャックを敢行。 白バイに追尾されたバスが大規模集客施設に仮定した同営業所に突入するという内容を想定して訓練が行われた。また犯人逮捕のあと、車内で発見された不審物を消防署員が処理する訓練も行われた。訓練を見守ったテロ・災害対策伊勢原署協力会の鈴木靖夫会長は「訓練を見て心強く思った。これからも市民の安全安心を守ってほしい」とあいさつ。小下署長は「万が一に備え相互の連携が確認できた。テロがいつどこで起きてもおかしくない中、訓練の重要性を改めて認識できた。意義ある訓練ができた」と話した。
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