インタビューに応じる井上会長
一般社団法人秦野伊勢原歯科医師会の新会長にこのほど、井上歯科医院（秦野市曲松）の院長、井上泰さん（60）が就任した。
歯科医師会の会員数は、現在１０９人。６月25日に書面決議で総会を実施し、第20代会長に井上さんを選任した。任期は２年。
歯科医師会は、学校歯科健診や乳幼児歯科健診などに取り組むほか、両市で休日診療所の運営や、高齢者向けの訪問診療なども手がける。コロナ禍でも感染予防対策をしながら事業を続けてきた。口腔がん検診やフッ化物塗布事業は延期しているが、コロナの情勢をみながら再開をめざす。
井上会長は「コロナ禍ではオーラルフレイル（口の機能の衰え）の対策が、より重要になるので啓発に取り組みたい。全国的に歯科医院でクラスターは発生していないので、安心して受診して頂けたら」と話す。また、「会員同士のコミュニケーションを大切にし、行政と連携して地域医療に貢献していきたい」と抱負を語った。
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