質問に答える福島部長（右）
藤沢商工会議所青年部（小河静雄会長）主催の経済講習会が10日、藤沢産業センターで開催され、田中正明藤沢商工会議所会頭と福島勇藤沢市経済部部長の両講師が、藤沢の産業・経済について語った。
田中会頭は、「藤沢の将来予測のためには、まず歴史を知ることが大切」と語り、昭和30年代の工業都市の発展、その発展には行政の誘致政策があったと話した。市の現状に、「交通渋滞解消が全体のコストを下げる」とし、東名綾瀬インター、環状線の整備に期待を寄せた。
２人目の講師を務めた福島部長は、プロジェクターを使いながら、融資を中心とした中小企業支援、市内企業の受発注促進策などを盛り込んだ藤沢市産業振興計画案について解説。空き店舗対策についても取り組んでいくとした。
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