湘南学園高校1年生の大脇ひとみさんが、「平成22年度公式書写検定」で高校生の最優秀賞に相当する「文部科学大臣奨励賞」を受賞した。
大脇さんが昨年12月に受験した同検定1級本試験は、聴写(4分間)、封書、漢字かな交じり行書、大楷、大行の5つの作品を90分の制限時間内に仕上げるもの。毛筆だけでなく、硬筆や手紙の時候のあいさつ文など書写の総合的な実力が問われる。
前後期合わせて全国から約2万人が受験したという同検定。栄冠の受賞に「最初に聞いた時はびっくりした」という大脇さん。2月に賞状と楯が届けられると「ようやく実感が湧いてきた」と笑顔を見せる。
大脇さんは「字がうまくなりたい」と小学3年生から書道を始めた。自身にとって書道は「癒しの時間」という。
昨年10月の学園祭では、音楽に乗せて書道部の仲間と巨大な紙に作品を創り上げる「書道パフォーマンス」も披露。同校の山田明彦校長は「頑張る姿が健気で一生懸命な生徒。今後も自分の道を進んでいってくれたら」と話した。
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