先月23日に行われた藤沢市議会本会議で、市内初となる100条委員会の設置が全会一致で可決された。
同委員会は、自治体の事務を調査する特別委員会。虚偽発言や正当な理由が無く出頭しない場合は、罰則が適用される。関係者の出頭、証言の提出などを請求でき、証人尋問も可能となるこの機関の設置については、09年以降審議され続け、いずれも僅差で否決されていた。しかし、今春の統一地方選での会派の変動や、設置反対議員の引退、これまで反対の立場をとっていたふじさわ自民党(旧ふじさわ自民・無所属の会)や、藤沢市公明党が賛成にまわり設置に至った。
善行土地問題は、藤沢市が09年1月に、当初計画になかった抵当権3300万円とされる善行の農地を1億850万円で購入したもの。「土地取得の経緯が不明瞭」、「土地鑑定額の正当性に疑問」といった意見が市民や市議から出されていた。
委員には、高橋八一氏(民主・社民ネット)、柳田秀憲氏(同)、竹村雅夫氏(同)、市川和広氏(自民党)、佐賀和樹氏(同)、増井秀夫氏(公明党)、武藤正人氏(同)、宮戸光氏(自由松風会)、加藤なを子氏(共産党)、浜元輝喜氏(さつき会)、友田宗也氏(みんなの党)、原田伴子氏(アクティブ藤沢)の12人が選ばれた。
|
<PR>
藤沢版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|