六会地区最大級のイベント「湘南ねぶた」。8月20日(土)と21日(日)の開催に向け、祭りのメインとなる山車の製作が終盤を迎えている。
藤沢養護学校(亀井野)は「地域社会とつながる機会にしたい」との思いから、山車製作と祭りに参加して今年で3年目。今年は多くの生徒に山車製作に関わってもらおうと、大きな平面で構成した金魚の山車を約2カ月半かけて製作した。金魚のボディーは、小中高の生徒たちの手形で模様付けし、尾ひれはスプレーでペイント。横幅約2m、高さ約2m60cmの大きな山車が完成した。水野三郎教諭は「みんな楽しそうに取り組んでいた。完成したときは喜んでいた」と話す。
祭りには、金魚の山車のほか、スヌーピーやトトロ、アンパンマンなど人気キャラクターが集結。現在、亀井野の雲昌寺(うんしょうじ)で、同地区の子どもたちや保護者らによって、山車の製作が行われている。同実行委員会の飯島誠実行委員長は「地元の子どもたちに祭りとはどういうものかを教え、大人になっても帰ってきたいと思ってもらえるものにしたい。祭りは自分たちの手で作って催事するのが基本。地元の人間が自分の祭りと思ってやってほしい」と祭りの意義を話した。
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