特定非営利活動法人藤沢市私立幼稚園協会では、2012(平成24)年度の入園児を募集している。10月15日(土)から入園案内と願書の配布が始まり、11月1日(火)から願書の受付を開始。
藤沢市内には36園の幼稚園があり、同会に加盟している幼稚園は全部で33園。市内各加盟園では、入園説明会や運動会などのイベントも実施する。
市では各家庭の市民税所得割額に応じて、「就園奨励費補助金」を支給する。これは、幼稚園等に通園する3、4、5歳児の保護者の経済負担を軽減するための制度。対象者は、当該年度の6月1日から11月1日までの間に、藤沢市の住民基本台帳(または外国人登録原票)に記録された期間があり、幼稚園などに在園している3、4、5歳児と満3歳児。
これは、国の補助金と居住する市の補助金の合計額で、世帯によって区分が分かれる。例えば、市民税所得割額が3万4501円以上18万3000円以下の世帯には、年額7万200円が支払われる(子どもの数や市民税所得割額によって異なる)。
また、第2子以降の優遇措置については、小学校に在籍する兄弟の学年が3年生までの家庭を対象としている。
申込みは例年、6月上旬と10月下旬の年2回、申請を受け付ける。申込書式は通園先の幼稚園などから配布される。
07年に学校教育法の一部が改正され、第1条の学校規定には「学校とは幼稚園、小学校、中学校、高等学校、中等教育学校、特別支援学校、大学及び高等専門学校とする」と明記されている。
同協会は「幼稚園は子どもたちが出会う初めての学校。義務教育や、その後の教育の基礎を培うものとして、幼児の健やかな成長のために適当な環境を与えて、心身の発達を助長していきたい」と話している。
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