畳組合湘南(加藤忠組合長)が先月22日、東日本大震災で多大な被害を受けた宮城県南三陸町に赴き、畳約150枚を寄付した。
当日はあいにくの雨だったが、同行したメンバー8人が協力し、仮設住宅や個人宅へ、搬入からセッティングまでをこなした。現地の人からは「暖かい」、「まさかこんな状況で、畳の上で寝られるとは」と感謝の言葉をもらった。
9月にも現地へ足を運んだ加藤組合長は「東北の冬は想像以上に寒い。特に仮設住宅に住む人は、たくさんの不自由をしている。1畳でも多くの畳を届けたい」と話した。
同組合では、問屋やリサイクル店などに声をかけ、なんとか枚数を揃えたという。震災発生後3度、南三陸町や気仙沼市を訪れ、合計約300枚の畳を届けている。
「2、3月がもっと冷え込む。本当に小さいことだが、継続することに意味がある」と加藤さんは話した。
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