東日本大震災の被災地へ会社をあげ、ボランティア活動をしている藤沢市用田の株式会社ニッセイエコ(浅野高志社長・従業員76人)。9月22日から11月4日までの毎週金曜日の夜に会社を出発し、宮城県南三陸町と山元町、福島県福島市の3カ所でボランティア活動に取り組んだ。被災地への交通費や宿泊費、土産代は経費で支払われる。
それぞれの被災状況と現状に応じて、ボランティア内容を精査。南三陸町では瓦礫の処理を、山元町では農家のビニールハウスの修復と瓦礫の処理を、福島市では全国から募ったバザーの手伝いを行ったという。
今回、実際に被災地で瓦礫処理を行ったスタッフは「状況は変わっていない。半年経ってもまだ手つかずの場所がたくさんあることに驚いた」、バザーの手伝いをしたスタッフは「被災者の方々と触れ合うことができてよかった」と感想を話した。活動を通じ「未来に向けた手伝いができてよかったと思う」としている。
同社では4月末から6月末にも被災地でボランティア活動を実施しており、今後は未定としている。
同社は1975年に設立。プラスチックを原料とした絶縁部品などを製造・販売しており、中国やタイ、ベトナムなど海外にも工場を持っている。
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