藤沢市遠藤北原地区の日吉神社で10日、同神社の改築竣功祭が行われた。当日は氏子や近隣住人約100人が集まり完成を祝った。
関東大震災後に再建された同神社の社殿は、屋根などが数回改修されたものの近年は老朽化が顕著だった。そこで氏子らが中心となり建設委員会を組織、昨年5月から全面改修に向けて動き出した。工事は10月から約半年間かけて行われ、旧社殿の解体や無駄な樹木の伐採、基礎のコンクリートや石垣作り、新規社殿と鳥居の設置など、主な工事のほぼ全てを氏子と地域住民有志らが力を合わせて実施、「手作り」で神社を作り上げた。
新しい社殿は高さ約3m70cm、正面は約2m30cm、奥行き約2m70cm。入り口で約2m70cmの鳥居が参拝者を迎える。同神社の創建には諸説あり、鎮座地も数回移っているが、今回の改修工事では江戸後期の文政年間の木札が発見された。
今後は地域の交流行事や同地区の北原太鼓の発表の場などに使われる。
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