交通への興味を育んだ
三共自動車学校（倉橋久輝代表）で21日、藤沢いずみ幼稚園（神崎良園長）の交通安全教室が行われ、年長の園児74人が交通ルールの大切さを学んだ。
道路の歩行訓練では、キャラクター「トラちゃん」が横断を実演。左右を確認せずに道を渡ろうとして、車にぶつかりそうになる場面もあり、手を挙げるだけでなく安全をしっかり確認しないと危険だと示した。その後、園児たちは手をつなぎ、左右を確認、大きく手を上げて元気良く横断歩道を渡る練習を行った。
白バイやパトカーの見学が行われたほか、地域の交通安全センターとして同校が取り組んでいる「キッズドライビングスクール」で使用するキッズカー乗車体験も実施され、園児たちはスタッフの指導の下で運転を楽しんでいた。
同校は「自動車学校は免許取得だけでなく、地域の交通安全への責務がある。子どもの頃から意識付けが大切で、親子で学習するきっかけになれば」と話した。
神埼園長は「自動車教習所という実際の道路に近い環境で学べる良い機会になっている。今後も続けていけたら」と話した。
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