藤沢湘南ライオンズクラブ(以下、藤沢湘南LC/三田道弘会長)は先月31日、国際貢献の一環とし、慢性的な消防車両不足にある東アフリカのタンザニア連合共和国へ、廃車となった消防車両2台を無償で譲渡、贈呈式を行った。
これは、藤沢湘南LCを通じ、タンザニア側の首都ライオンズクラブからの要請があり実現したもの。藤沢湘南LCがタンザニアに消防車両を贈るのは、今回が初めて。
贈呈式には、藤沢湘南LCの三田会長をはじめ、タンザニア連合共和国からサロメ・T・シジャオナ大使や、鈴木恒夫藤沢市長、国松誠神奈川県議会議員、佐藤春雄藤沢市議会議員らが出席。あいさつに立った鈴木市長は「タンザニアは東アフリカ最大の国。キリマンジェロなど雄大な自然を有する一方、近年著しい成長を遂げている。この消防車両で一人でも多くの尊い人命を助けることに役立ててほしい」と話した。
これを受けサロメ大使は「この寄贈は終わりではなく始まり。藤沢とタンザニアの友好関係の発展を心より願っている」と述べた。
寄贈を行った三田会長は「タンザニアと日本は、言語や習慣は異なるが、この消防車両で多くの貴重な人命や財産、自然が守られることを期待している」と意義を話した。
今回寄贈された消防車両は、小型動力ポンプ付き積載車。全長4・95m、全高2・30m、全幅1・78m。
|
<PR>
藤沢版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|