消防長が特別査察 危険物の管理体制 確認
危険物の施設を検査して回った
危険物安全週間（６月３日から９日）に先立ち、藤沢市消防本部の伊澤稔消防長が１日、武田薬品工業（株）湘南研究所で特別査察を行った。
これは、今年４月に山口県で起きた化学工場爆発火災を教訓に、危険物の徹底した保安管理体制の推進を呼びかけたもの。
工場を訪れた伊澤消防長は、主に屋外に設置されている重油や軽油などの危険物を保存する設備を査察。その管理体制の安全確認を行い、その他、関係書類の調査なども行った。
視察を終えた伊澤消防長は「よく管理できている。引き続き安全・安心に務めて下さい」と工場関係者に伝えた。
また、９日まで行われた危険物週間は「危険物 めざせ完封 ゼロ災害」をスローガンに、市内の工場とガソリンスタンド49店舗で実施された。消防本部は「どの事業所も安全管理がしっかりしていた」と話した。
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