神奈川県理容生活衛生同業組合藤沢支部(長谷川浩二支部長)では現在、東日本大震災で被災し藤沢へ避難してきている人を対象に優待割引を実施している。
これは、同組合藤沢支部の119の加盟店で行われている被災者支援の取り組み。NPO災害救援ボランティアネットワーク(森井康夫代表)発行の「支援利用券」を対象店に持っていくと理容料金が20%割引になるというもの。有効期限は2013年7月末まで。
同支部は、震災直後の昨年4月に石名坂温水プールに設けられた避難所の避難者を対象にボランティアカットを実施。「想像していた以上にとても喜んでくれて、こちらも嬉しかった。髪を切ることが支援につながればと考えていた」と長谷川支部長。2月に同NPOらから今回の取り組みについて打診を受け、3月の同支部幹事会で満場一致で承認、準備を整えて6月から実施された。市勤労市民課によると、藤沢への避難者は約100世帯ほどいるという。
同支部では、災害時に義援金やタオルを届ける支援活動などを行ってきたが、ヘアカットで被災者を応援するのは初めて。
長谷川支部長は「今回の取り組みをきっかけに多くの交流ができたら。おしゃべりしに来るような感覚で来店してもらいたい」と話した。
利用券に関する問い合わせは藤沢市勤労市民課【電話】0466・50・8222、優待割引については同支部長谷川さん【電話】0466・48・3236まで。
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