藤沢市 ヤフーと協定結ぶ 平常時の連携 自治体では初
藤沢市は1日、インターネット検索サービス大手のYahoo!JAPAN(以下=ヤフー)と情報発信に関する包括協定を結んだ。災害時の安定した情報提供と、平常時の新たな情報提供手段の確保が目的。平常時に自治体がヤフーと連携するのは、全国初めての試みとなる。
市広報課によると、この協定により、ヤフートップページ右側のポータルサイト・地域情報掲載欄に市の情報が掲載されることになる。掲載はヤフー側の基準で決められるが、市ホームページから選ばれ、そのリンクが貼られるという。
災害時の連携では、閲覧が集中してホームページに接続しにくくなる問題を解消する。ヤフーは、1分間隔で市のホームページをコピーして保存し、ヤフーから藤沢市を検索した場合、自動的にコピーのページへ誘導し閲覧をスムーズに行わせる。また、市が避難所などの情報を提供すると、ヤフーが独自のページを作り、情報を発信する。
広報課は「災害発生時の連携はもちろん、シティプロモーションとしても効果を期待している」と話した。
ヤフーと災害時の情報提供に関する協定を結んでいる自治体は、神奈川県内では、三浦市と大和市の2自治体となっている。
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