湘南工科大学附属高校出身で、ロンドン五輪銅メダリストの立石諒選手の祝勝会が9月19日、同高校に隣接する同大学大講義室で行われた。当日は約760人の生徒や保護者が集まったほか、祝勝会の様子は各教室に映像配信され、全校生徒が見守った。
立石選手は「こうして母校で良い報告ができて嬉しい。自分の力だけでは獲れなかったメダルだと思う」と話した。母校の生徒たちには「自分は水泳部の仲間やクラスメイトと切磋琢磨した高校時代を過ごした。目標をもって努力を重ねていくことが大切」と語る一方、「先生にはたくさん怒られた。みなさんには勉強も頑張ってもらいたい」と明かし、笑いを誘う一幕もあった。
花束贈呈ではプレゼンターとして同校出身で、アテネ五輪・北京五輪の銅メダリストの中村礼子さんがサプライズ登場し、会場は歓声に包まれた。花束が手渡されると立石選手は笑顔で受け取っていた。
中村さんは「久しぶりに辻堂を訪れたが、様変わりしていて驚いた。湘工大附属高校の水泳部で鍛えられたから2大会でメダルが獲れたと思う」と母校を懐かしんでいた。
また、祝勝会に合わせて9月に行われた高校総体(インターハイ)で総合2連覇を成し遂げた同校水泳部女子の偉業もたたえられ、同大会で優秀な成績を収めた選手たちに賞状が手渡された。
会の結びには立石選手、中村さんの栄誉に、水泳部員たちから大きな声でエールが送られた。
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