鎌倉舞台のアニメ映画 公開記念し駅巡り 江ノ電沿線でスタンプラリー
各駅のスタンプにはそれぞれ異なる登場人物が描かれている
鎌倉を舞台にしたアニメーション映画「ねらわれた学園」（中村亮介監督）が11月10日に公開されたことを受け、配給元の松竹（株）は22日から江ノ島電鉄（株）の４駅で主要キャラクターを模したスタンプを設置し、各駅を巡るイベントを開催している。期間は来年１月６日（日）まで。
同作品は、作家・眉村卓さんが児童向けに書いた小説「ねらわれた学園」（講談社刊）が原作となっている。30年程前に出版された。
中学校で起こる奇怪な事件を生徒たちが解決していく原作。舞台を現代の鎌倉に置き換え、中村監督らが脚本を執筆。江ノ電沿線を登場させ、中学生の少年少女の思春期の心象風景を淡くも鮮烈に描き出している。
主人公・涼浦ナツキの声優にはアイドルグループＡＫＢ48所属の渡辺麻友さんが起用されている。
スタンプラリーの対象となる駅は長谷・極楽寺・七里ヶ浜・江ノ島の４駅。江ノ電の１日乗車券「のりおりくん」（大人５８０円・子ども２９０円）１枚につき、台紙１枚を配布。スタンプを全て集めると、オリジナルポストカードセットがもらえる。スタンプ台の設置は午前９時から午後５時まで。期間は１月６日（日）までだが、台紙がなくなり次第終了となる。
江ノ電観光企画部は「近年、アニメなどの舞台になることで、『聖地巡礼』として江ノ電沿線を訪れる人は増えてきている」と話す。
また、12月22日（土）から来年１月６日（日）まで江ノ島駅近くの「えのでんはうす」で映画の作画や、スタッフ・キャストのコメントが掲載されたパネルの展示も行われる。午前11時から午後18時までで、入場無料。
問・江ノ電観光企画部【電話】０４６６・２４・２７１５
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