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血管年齢で生活見直し 取材協力／湘南ホスピタル
木原明子院長
-「血管年齢」って何ですか？
最近、よく耳にしますね。「血管年齢」を調べる、というのは、主に動脈の弾力（しなやかさ）を調べることで、動脈硬化の程度をみることです。検査方法のひとつは、「血圧脈波検査」。これは、両腕・両足首の合計４カ所の血圧を、同時に測るだけで、所用時間は10〜15分。「心臓から送り出された血液のドクッという拍動が、手足の血管まで伝わる速さ」をみています。
-どんな血管が良いものですか？
柔らかい血管だと拍動が吸収されて伝わる速さは遅くなり、動脈硬化で硬くなると、速くなります。この速さの数値から「あなたの血管年齢は○○才です」と判定されます。また、腕の血圧と足首の血圧を比較して、足首のほうが低いと、足の血管が動脈硬化で細くなったり詰まったりしている可能性がでてきます。
動脈硬化は自覚症状がないままに進みます。いちど血管年齢を測定し、食生活や運動習慣の見直しに役立てられてはいかがでしょうか。
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