江の島で震災訓練 島民ら150人が参加
藤沢市江の島で1月18日、南関東地震を想定した「震災対策消防訓練」が行われた。訓練は、地震による津波被害で江の島が孤立するという設定で行われ、島内住民を中心に約150人が参加。ヘリコプターによる救助訓練も行われた。
マグニチュード7・9の地震が、午前9時に発生し、30分後に津波が襲うという想定がされた。開始を告げる島内放送が流れると、住民らは近隣の人たちに呼びかけながら、高台へ避難を始めた。
15分後、参道南側、奥津宮北側で火災が発生。消防団員が消火訓練を始め、住民らは誘導されて広域避難場所であるサムエル・コッキング苑へ避難した。
その後、サムエル・コッキング苑からヘリコプターによる救出搬送訓練も行われた。
住民が連携
訓練は、江の島が孤立した設定のため消防車や救急車などは出動せず、消防団や町内会が中心となって、避難誘導や消火活動が行われた。
消防本部は「住民の方々が協力をして、津波や火災に対応した訓練ができたと思う。江の島が孤立するという設定は初めてだったが、みなさんの連携した行動は力強く感じた」と話した。
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