ごしょみ幼稚園 農家教育の充実に貢献 ピーク時は404人が在籍
ごしょみ幼稚園は1966年4月、当時の御所見農協が地域幼児教育の重要性を見据えて開園した。
同農協関係者によると、この時代は、高度経済成長の影響が御所見地区にも表れ、農家の経営は多角化し始めていた。そこで、同農協役員は「農業者も高等教育を受けなければ近代経営に対応できない」と考え、まずは、幼児教育の充実が重要と幼稚園を設置したのだという。
昭和40年代後半から50年代にかけて入園希望者は殺到。ピーク時には、404人が在籍した。入園申し込みのために保護者が徹夜で並ぶこともあった。
卒園生で、副園長の金子朋華さんは「先生に注意されたこと、お泊り保育で、蛍の光を見た光景を思い出す」と閉園を惜しんでいた。
|
|
|
|
|
|
|
<PR>
|
|
|
郡の中心から商業の街へ「長後」5月3日 |
|
|
|
<PR>