先生たちも江戸しぐさを実践
鵠沼中学校（加納信人校長）で３月18日、「江戸しぐさ講演会」が開催され、１、２年生と保護者、地域住民らが参加した。
当日は「江戸しぐさで伝える〜思いやりの心〜」と題し、ＮＰＯ法人江戸しぐさ理事で、「江戸しぐさ恋愛かるた」の著者としても知られる山内あやりさんを講師に招き行われた。
江戸しぐさとは、商人しぐさ、繁盛しぐさといわれ、人の上に立つ者の哲学のこと。講演会では、江戸しぐさの基本的な教えや、身のこなしを実践。道が狭かった江戸では雨の日はすれ違う際、傘があたらないよう傾ける「傘かしげ」をしていた。生徒らは真剣に山内さんの話に聞き入っていた。
加納校長は生徒に対し「相手を思い、みんなで仲良く気持ちよく暮らすためにはどうすればよいか。思いやる心を身に付けてほしい」と語った。２年男子生徒は「教わった江戸しぐさを今日から役立てていきたい」と話した。
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