「だがしや楽校@善行」が3月30日、善行公民館で開催された。地域で子どもたちの成長を支援するために行われている取り組みで、今回で5回目。
当日は小中学生たちが、模擬店で疑似労働を体験。わたあめやたい焼き、ラーメンのブースの呼び込みを行った。また、主催した「だがしや楽校@善行」が育て、収穫したもち米を使って作った餅も販売した。子どもたちは働いた対価としてスタンプと疑似通貨「善ダラー」を受け取り、駄菓子やおもちゃなどに交換。遊びの中から社会生活の基本を学んだ。
会場では地元のボランティア団体などが主体となり、フェルトを使った小物入れや折り紙、ミサンガ、スライム作りなどのワークショップも開かれた。
イベント発案者で、同公民館職員の磯崎恵美子さんは「年々地域のイベントとして浸透してきており、今年は500人を超える来場者があった。子どもも大人も、今までつながりのなかった人同士が新たに関係を作れるイベントなので、今後も続けていきたい」と話した。
だがしや楽校は山形県で始まったイベント。地域の教育力向上の場として横浜市や静岡県焼津市などでも開催されている。
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