神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
藤沢版 公開:2013年4月5日 エリアトップへ

緊急車用の給油所が完成 大災害に備え 機動力確保

社会

公開:2013年4月5日

  • X
  • LINE
  • hatena
見学会では職員が実際にはしご車への給油も行った=3月28日撮影
見学会では職員が実際にはしご車への給油も行った=3月28日撮影

 救急車やはしご車など、緊急車両専用の自家用給油取扱所が3月15日、藤沢市消防防災訓練センターに設置された。28日には見学会が行われ、4月1日から運用が開始された。

 東日本大震災の発生時、被災地などでガソリンや軽油などの燃料不足から、緊急車両が十分に動けない事例があったことを受け設置されたもの。万が一の事態に備え、緊急車両専用の燃料を確保することで、大規模災害時の初動体制を整えることが目的。

 震災の直後は、直接大きな被害の無かった藤沢市でも燃料の供給が滞った。今回設置された給油所のタンク容量は、ガソリンと軽油がそれぞれ1万5千リットルずつ。市消防本部は「燃料の備蓄は、市内にある緊急車両118台を、10日間運用できる量を想定している。震災の被災地で燃料不足が発生した際に、供給復帰までにかかった平均的な日数にも対応できる」と話した。

 給油所新設にかかった費用は、全体で約4千万円。タンクの材質は、鉄製よりも安全性の高い、合成樹脂のFRP製を採用した。また停電時のために、ガソリン駆動の自家用発電機も購入。同本部は「強度の高いタンクで、独立した動力があるので非常時にもきちんと運用できる設備だと思う。災害時の市民の安全と安心のために役立てば」と語った。

㈱平和堂典礼

藤沢市辻堂神台2-2-41 0120-59-6999

https://heiwadou.com/sp/

<PR>

藤沢版のローカルニュース最新6

「わが住む里」市民作品募集

「わが住む里」市民作品募集

総合市民図書館

4月26日

東海道線で人身事故

東海道線で人身事故

60代男性が死亡

4月26日

司法書士の無料相談会

司法書士の無料相談会

5月4・18日

4月26日

ズラリ大輪 甘い香り

ズラリ大輪 甘い香り

湘南台公園でツツジ見頃

4月26日

「湘南の貴婦人」今年も

帆船やまゆり

「湘南の貴婦人」今年も

28日から体験乗船

4月26日

振り込め詐欺4300万円被害

振り込め詐欺4300万円被害

警官名乗る手口

4月26日

あっとほーむデスク

  • 4月26日0:00更新

  • 4月19日0:00更新

  • 4月12日0:00更新

藤沢版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook