自転車シミュレーターを活用した交通安全教室が5月8日、老人福祉センター湘南なぎさ荘で行われた。同教室は、神奈川県警が5月中に行っている「自転車マナーアップ強化月間」に合わせ、藤沢警察署が開催したもの。
同署交通課が講師を務め、なぎさ荘を利用する高齢者や鵠南小学校PTA地区委員ら約30人が、自転車利用のルールやマナーを学んだ。自転車シミュレーターに乗った参加者は、モニターに映し出される映像に合わせて、ハンドルやブレーキを操作。走行体験を通じて、歩行者の飛び出しへの対処のほか、車道走行などの交通ルールを確認した。また、クイズや実際の事例を交えながら、安全運転の大切さを訴えた。
参加者は「自転車の運転には危険がとても多いと改めて感じた。今後の安全運転に生かしたい」と語った。
同課によると、2012年に市内で発生した自転車事故件数は478件で、県内最多。自転車の人身事故で、運転者に何千万円もの賠償命令が出た実例もあるという。「自転車は車両だという認識が大切。特に子どもと高齢者は十分注意して乗ってほしい」と参加者に呼びかけた。
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