口腔保健センター 藤沢で初の学術大会 日本歯科医療管理学会・関東支部
学術大会の様子
藤沢市口腔保健センターで９月１日、日本歯科医療管理学会の関東支部総会・学術大会が初めて開かれた。同会は、会員同士の研究発表や意見交換をすることが目的。この日は、約１００人が参加した。同学会関東支部が主催し、藤沢市歯科医師会が共催。
テーマは「こころの痛み、からだの痛み、歯の痛み」。当日は、研究発表の他に、３つの特別講演が開かれた。最初に、井川雅子氏（清水病院口腔外科）が「原因不明の歯の痛み」、次に、井上邦雄氏（日本笑い学会浜松支部長）が「医師と患者「笑い」でつながる外来診療」、奥村康氏（順天堂大学医学部特任教授）が「馬鹿な免疫と利口な免疫」を演題に講演。違った立場の専門家が、歯科医療だけではない考えを話した。
北村隆行実行委員長は「学会は大都市で開かれることが多いが、藤沢で総会・学術大会が開催できたことは、学術的貢献という観点から大変意義深いことだと思う」と話した。
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