「故・宇佐川清君『お別れの会』有志」と宇佐川さんの妹の宮坂陽子さんが2月18日、藤沢市を訪れ「愛の輪福祉基金」に10万円の寄付を行った。
2013年12月7日、片瀬川でハゼ釣りを楽しんでいた宇佐川さんは脳内出血を起こし、数時間後に下流で発見、帰らぬ人となった―。家族は九州在住、葬儀は司法解剖後に家族のみで執り行われ、遺骨は九州に移された。
この突然の訃報を知った幼稚園から大学までの地元友人らが1月25日、産業センターで親族を招き、「お別れの会」を実施。当日は50人以上が参加、宇佐川さんが好きだったバーボンを飲み、語らいながら偲んだ。
「お別れの会」有志らは会費の一部を香典として渡す旨を伝えたところ、遺族はこれを固辞、「故人が生まれ育った地へのささやかな恩返しができれば」と今回の寄付が決まった。
鈴木恒夫藤沢市長は「温かい奉仕が藤沢市の福祉推進に繋がることを念じ、有効に活用させていただく」とした。
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