秘訣は「フットワーク」 3団体がCB事例発表
藤沢市内でコミュニティビジネスを実施する団体による「湘南藤沢CBネットワーク事例発表会」が3月8日に藤沢産業センターで行われた。
これは、湘南新産業創出コンソーシアムと(財)湘南産業振興財団が主催しているもので、今回で4回目。コミュニティビジネスに関心のある人や実践している人など、40人が集まった。
冒頭では、地域ビジネスを支える立場として(株)タウンニュース社藤沢支社の高橋準治支社長が「タウンニュース」の事業経緯や現状などについて講演。その後、2012年に地鶏ファームを市内に設立した飲食店「辻庵」の豊吉三二(とよしみつじ)さん、市内各地で地域に合った映画を上映している「シネコヤ」の竹中翔子さん、12年に藤沢で始まり、県内各地に広がった「ふじさわちょい呑みフェスティバル実行委員会」の小林剛輔さんが、それぞれ特色ある活動の内容を発表した。
4人が登壇して行われたパネルディスカッションでは、「『地域力』を支える人たち」をテーマに意見を交わし、聴講者からの質問にも回答。進行役を務めた日本ミーテック(株)の久保均さんが、「4人に共通するのは『フットワーク』。最初は自分たちがやりたいことをやっているが、やがて周囲を巻き込み、オープンな活動になる。それが成功する秘訣ではないか」と話し、総括した。
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