市民活動 独自の企画をPR 9団体が公開プレゼン
2014年度公益的市民活動助成事業の公開プレゼンテーションが3月21日、市労働会館で行われた。これは、藤沢市が助成を行う市民活動団体の適格性や公益性などを審査するもの。
この日は、申請団体22団体から書類審査を通過した9団体が参加。審査員の前で各団体の代表者が、事業内容や活動内容などを発表した。
参加団体の一つである「シネコヤ」(竹中翔子代表)は、地域に根付いた、街の映画館づくりを目指している団体。プレゼンテーションでは、「親子で一緒に楽しめ、地元飲食店などとも連携した映画館を目指したい」とアピール。優れた芸術文化を街に残していくと発表をまとめた。また、「湘南ビジョン研究所」(片山清宏理事長)は、きれいで安全な湘南の海の実現へ向け国際基準の「ブルーフラッグ」認証に向けた取り組みを発表。組織基盤の強化策のため人材育成、事務処理の効率化、広報の強化などが必要と訴えた。
審査員からは、実施予算をはじめ、目標や体制などに対する具体的な質問が投げかけられた。
各団体の発表の後、審査が行われ会場で結果が発表された。審査を通過した団体は、多世代交流カフェたんぽぽ(大輪佳子代表)、藤沢災害救援ボランティアネットワーク(森井康夫理事長)、湘南市民メディアネットワーク(森康祐理事長)湘南ビジョン研究所、シネコヤの5団体が選ばれた。
審査委員長を務めた、椎野修平さんは「選ばれた団体以外の発表も大変有意義なものだった。選考は心苦しいところもあったが、みなさんの今後に期待していきたい」と話した。
|
|
|
|
|
|
|
<PR>