モノレール湘南江の島駅 巨大タコが出現 湘南学園中高美術部 制作
湘南学園中・高の美術部員らが4月29日から5日間に渡って、湘南モノレール「湘南江の島駅」構内に、鮮やかな「江の島と巨大タコ」などの壁画を完成させ、駅利用者の目を楽しませている。
これは湘南モノレール(株)(鎌倉市・田中孝治社長)が地域交流の一環で企画したもの。同駅の階段や踊り場が殺風景で暗いイメージだったことから、美しい壁画で明るい空間にしようと、同校に依頼したという。
ゴールデンウィーク期間中、美術部員17人は手分けしながら壁の雑巾がけから下書き、ペンキによる色塗りを実施し、5日がかりで13作品を完成させた。
2、3階の踊り場の壁には、今回のメーン画となる高さ1・5m×幅2・7mの巨大タコと江の島が躍動的に描かれているほか、2階から4階までの階段には、立体的な吸盤や、パステルカラーをベースとした蟻の姿などが表現されている。
これらの下絵の一部は、引退した高校3年生の前部長や、かつての部員の作品がモチーフとなっていることから、先輩らへの感謝や敬意の意を込めて、作品タイトルは「OCTOPUS〜先輩へのHOMAGE〜」としたという。
同部顧問の渡邉哲郎教諭は、「普段の生徒たちはこれほど大きく描くチャンスは無いので、貴重な体験となった。制作を通じて社会貢献の機会にもなり、ありがたい。駅利用者に楽しんでもらいたい」と話した。
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