6月から始まる藤沢市役所既存庁舎の解体を前に、5月16日から18日まで一般開放が行われ、市民ら1400人以上が本館の見学会に訪れた。
本館は1951(昭和26)年に建設され、藤沢市を代表する建物・藤沢市の顔として市民に親しまれてきた。建物は鉄筋コンクリート造で地上3階地下1階建。完成当時は周辺に高層建築物が少なく、望楼から市内全体を見渡すことができたため、火災の発生をいち早く把握できたという。2011年の東日本大震災後、建物の安全性の問題などで使用が停止されていた。
16日には1984年に改修工事を行った当時の市議や現職の市議らが参加し、記念式典が開催された。鈴木恒夫藤沢市長は「市議会議員として16年勤めた。思い出のつまった場所がなくなるのはとても残念」と語った。
式典では議場改修時に納めたかめを、当時の市議会議長の渡辺光男氏と副議長の岸本英夫氏らが開封。かめに納められていた当時の市議の手形や市政に関連した新聞やチラシ、文房具などが披露された。
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