慶應大SFC七夕祭 破れない短冊に「夢」書いて ストーンペーパーを活用
水に濡れても破れない短冊に、決して朽ちないあなたの夢を―。
7月5日に行われた慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスの七夕祭に、石灰石の粉末から作った「ストーンペーパー」を使用した七夕飾り用の短冊が登場した。
このストーンペーパーは株式会社TBMの「Keeplus」という製品。5月末まで開講していた同大学の「ソーシャルマーケティング講座」(玉村雅俊准教授)では、同社と株式会社電通の未来創造グループと協働し、同製品を広く周知させるための企画立案を受講生に課題として出していた。
七夕の短冊企画は4人のグループが考え、提案したもの。木材や水を使わずに製造でき、水に濡れても破れず、半永久的にリサイクルできるストーンペーパーの特長を生かし、「朽ちない夢」をコンセプトにすることを思いついたという。
企画メンバーの1人、3年生の仁藤葵さんが、毎年短冊企画を実施している七夕祭実行委員会に協力を求め、今年の短冊にストーンペーパーを使用することを実現。さらに短冊に願いを書いた人の中から1人の夢を、学生が実際に叶えに行くという企画も加えた。
当日はあいにくの雨模様だったが、七夕祭会場内には、老若男女のさまざまな「朽ちない夢」が飾られていた。
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